新聞やインターネットの記事を読む際、なにを意識して読んでいますか? 漠然と目をとおして読んだ気になり、単なる時間の浪費になってしまうのはすこしもったいない気がします。

この記事では、記事をとおしてより深い洞察を得るための「読み方のコツ」を紹介します。

読み方のコツ

記事を読む際、次の3つのステップを考えながら読むことで、記事の内容を深く理解し、かつ将来起こりうる事象について自分なりの考察を得ることができます。

  1. これはなに?
  2. どうしてこうなった?
  3. これからどうなる?

それぞれについて簡単に説明します。

1. これはなに?

その記事が、記事全体をとおしてなにを伝えたいかを考えます。

2. どうしてこうなった?

その記事の核心となる新たな事象が生じた理由を考えます。

3. これからどうなる?

その新たな事象により、今後世の中に対してどのような影響を与えうるかを考えます。

補足情報

上で示した3つのステップ以外にも、記事から読み取れる以下の4つのキーワードが、記事の考察に役立つこともあります。 あわせて確認してみてください。

  • いつ?
  • どこで?
  • 誰が?
  • どのように?

事例

考え方の例として、筆者が次の記事を読んだ際の考察を紹介します。 まずは記事をご覧ください。

その際の思考は以下のような感じになります。

iOS 10で内包されるアプリから読み解く、Appleの開発者育成に対するアプローチについての記事。

Appleデバイス向けのアプリを開発できるプログラミング言語「Swift」の開発者を育成する必要があり、このため今秋に高等学校への教育に活用できるアプリをリリースする。 将来の開発者の育成における、若年層への教育による先行投資はよい選択肢といえる。

AppleのSwift普及への本気度もうかがい知れ、未だObjective-Cを使っている開発者への警鐘とも読み取れる。 また、Swiftプログラマが増えればMacの購買につながるというメリットもあり、包括的に判断して今後もAppleがこの分野に注力することが考えられる。

習慣化する

この考え方は、習慣化することで知識を着実に身につけていくことができます。 筆者は次のような方法をおすすめしています。

  1. オンラインメディアなどのRSSを購読する
  2. 気になった記事を読む
  3. ソーシャルメディアで考察を投稿する

おわりに

普段から行なっている情報収集のやり方をすこし変えるだけで、情報を自分のものとして蓄積できるようになります。 特に意識せず記事を読んでいる方は、これをきっかけに読み方を変えてみてはいかがでしょうか。