ZshをカスタマイズするにはOh My ZshPreztoといったフレームワークを導入する方法もありますが、起動が遅いなどの欠点もあります。 この記事では、zplugによるプラグイン管理と、おすすめのプラグインを紹介します。

zplugとは

zplugはb4b4r07氏によるZshのプラグイン管理ツールです。

これまで、この分野の代表的なものとしてAntigenなどがありました。 ただ、Antigenは「プラグインの読み込みが遅い」「Antigen対応のプラグインでないといけない」などの欠点がありました。

zplugはこれらを解決するもので、プラグインのユーザとしてストレスなく管理することができます。

動作環境

この記事の内容を検証している動作環境は次のとおりです。

  • OS X 10.11.6
  • Zsh 5.0.8
  • zplug 2.1.0

zplugの使い方

それでは、zplugのインストール方法と、設定ファイルの書き方について述べていきます。

1. インストールする

zplugのインストールは、次のコマンドで完了します。

$ curl -sL zplug.sh/installer | zsh

2. 設定ファイルに記述する

zplugによるプラグイン管理は、次のように行ないます。 詳しい内容はREADMEのUsageをご確認ください。

~/.zshrc:

source ~/.zplug/init.zsh

# (1) プラグインを定義する
zplug 'zsh-users/zsh-autosuggestions'
zplug '...'

# (2) インストールする
if ! zplug check --verbose; then
  printf 'Install? [y/N]: '
  if read -q; then
    echo; zplug install
  fi
fi

zplug load --verbose

(1)では、zplug '...'でプラグインを定義しています。

また、(2)でプラグインのインストール状況を確認し、未インストールのものがあればインストールの実行を確認しています。

3. プラグインをインストールする

あとは、単にzshコマンドなどでZshを再起動すると、インストール状況に応じてプラグインのインストール実行の確認が行なわれます。

$ zsh

おすすめのプラグイン

次に、Zshのおすすめのプラグインを、簡単な説明つきで紹介します。

1. zsh-users/zsh-autosuggestions

入力中のコマンドをコマンド履歴から推測し、候補として表示するプラグイン。

2. zsh-users/zsh-completions

Zshの候補選択を拡張するプラグイン。

bundlegemvagrantといった代表的なコマンドに対する候補を表示するようになります。

3. zsh-users/zsh-syntax-highlighting

プロンプトのコマンドを色づけするプラグイン。

実行可能とそうでないもの(コマンド名のタイポなど)で色が変わるため、操作性が大きく向上します。

4. mollifier/anyframe

pecoのようなインタラクティブフィルタツールのラッパ。

コマンド履歴の検索や、ghqで管理しているディレクトリへの移動などの便利なシェルが定義されているため、自分でこれらを管理する必要がなくなります。

もちろん、pecoなどをインストールしておく必要があります。

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おわりに

zplugによるプラグイン管理と、おすすめのプラグインを導入することで、Zshをより快適にする環境が整いました。

次の記事では、Zshに関するおすすめの設定について紹介したいと思います。