サービスづくりの指針として、以前サービスキャンバスについて解説しました。 それ以外にも、サービスをつくる上で、決めておくべき基本的な項目があります。 まず項目を挙げ、それぞれについて説明します。

基本項目

以下の7つの項目を決めます。

  1. サービス名
  2. ドメイン名
  3. コードネーム
  4. リリース日
  5. 提供プラットフォーム
  6. 動作環境
  7. サインアップ方法

各項目について

1. サービス名

まず、なによりサービス名を決めます。 以下に注意しながら決めます。

  • 同名のサービス・製品等はないか
  • 商標は取られていないか
  • 覚えやすいか
  • 関連するドメインは取得できそうか
  • 検索エンジンでの検索で上位が期待できるか

仮に後から変更することになった場合、ドメインやロゴなども変更しなければならず、余計なコストが生じてしまいます。 上記に注意し、慎重に決めましょう。

2. ドメイン名

希望するドメインが取得できそうかどうか、お名前.comといったドメイン登録サービスを利用して調査します。

3. コードネーム

GitのリポジトリやAWSのEC2インスタンス名などに用いる、外部サービスの識別子として利用します。 半角英字で決めます。

例えばAppleのOS Xは、v10.9がMavericks、v10.10がYosemiteがコードネームです。 同じプロダクトでもコードネームが異なるため、外部サービスの管理がしやすくなります。

4. リリース日

サービスをいつリリースするかを決めます。

この項目は思っているよりも重要で、リリースに間に合わない場合、チームの士気の低下に大きく影響します。 実現可能な範囲で、緊張感の持てる日を設定しましょう。

5. 提供プラットフォーム

PC/スマホ、Web/ネイティブアプリなど、どのプラットフォームでサービスを提供するかを決めます。 リリースを早めるために、まずはプラットフォームを絞ることも戦略の1つです。

6. 動作環境

Win/IE、Mac/Safariなど、サービスの動作を保証する環境を決めます。 まずは各OS/ブラウザの最新版などでもよいでしょうが、BtoBのサービスであれば古いバージョンもサポートする必要があるかもしれません。

7. サインアップ方法

ユーザのアカウント開設があるサービスの場合、どの方法でサインアップするかを決めます。 メールやFacebook、Twitter、Googleなどが考えられます。

あらかじめこれを決めておくことで、プログラムの設計も円滑にでき、また個人情報の保護方針を利用規約等に定める準備が行なえます。

おわりに

以上は基本的な項目ですが、後からの変更が効きづらいものもあります。 可能な限り確定できるよう、慎重に決めましょう。