Macには標準でPHPがインストールされているので、簡単な動作確認であればビルトインサーバで十分実用的だと思います。 ただ、ちょっとでも込み入った開発を行なう際は、専用の開発環境を整えた方が捗るようになります。

この記事では、XAMPPでMac上にPHPの開発環境を構築する方法や、おすすめの設定などについてまとめます。

XAMPPとは

XAMPPはApacheやPHP、またMariaDB、Perlといった、基本的なWebアプリケーション開発に必要なソフトウェアを一括でインストールできる開発環境です。

そもそも、PHPにはビルトインサーバが内包されています。 次のコマンドを実行すると簡易サーバが立ち上がり、ブラウザからアクセスできるようになります。

$ php -S 0.0.0.0:8000

この方法の問題点として、DBサーバの管理を別途行なわなければなりません。 また、動作させるアプリケーションごとに上記コマンドを実行しなければならなかったり、PHPの設定ができないという問題もあります。

加えて、localhostに対するVMからのアクセスをうまく処理できないという問題もあり、用途によっては実用的ではありません。

XAMPPを一度インストールしさえすれば、これらの問題はすべて解決します。 XAMPPの導入は簡単なので、「ちょっとした」以上の開発であればXAMPPをインストールすることをおすすめします。

インストール

XAMPPのインストールはとても簡単です。 XAMPPのダウンロードページから.dmgファイルをダウンロードし、ダブルクリックで実行することでインストールを行なえます。

起動

XAMPPの管理用アプリケーションはmanager-osxという名前です。 Spotlightなどからこの名前で検索すると起動できます。

あとは、このアプリケーションのManage Serversタブから必要なサーバを起動・停止します。

ドキュメントルート

XAMPPのドキュメントルートは

/Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs

になっており、http://localhostにアクセスするとここに配置したファイルが表示されます。

たとえばGitで管理しているPHPプロジェクトの場合、ここにシンボリックリンクを張っておくと、XAMPP上で動作を確認できるので便利です。

シンボリックリンクは、リポジトリのディレクトリ上で次のコマンドにより張ることができます。 このプロジェクトにはhttp://localhost/fooでアクセスできるようになります。

$ ln -s $(pwd) /Applications/XAMPP/htdocs/foo

おわりに

XAMPPは簡単に導入でき、PHPでのWebアプリケーション開発に必要なほとんどが含まれた優れたツールだと思います。 ビルトインサーバが要件に合わない場合は、ぜひ導入を検討してみてください。